ほんだなのひとりごと

題名からして幻想的な雰囲気ですよね。
主人公は猫探偵正太郎シリーズの登場人物、浅間寺竜之介です。
彼が登場となると幻想と言うより神秘的という方か合うかも。

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正太郎シリーズをご存じない方でも、全く独立した作品なので大丈夫です。（その後正太郎も読むともっと面白い）

社会科の教師から小説家となった竜之介は愛犬サスケと共に京都の山村で「田舎暮らしの達人」として生活していた。
そんな彼の元に届いた17歳の少女からのファンメールで村祭りの奉納舞を見に来て欲しいと誘われた。
竜之介とサスケは「地図にない村」にむけ出発した。

以降ネタバレあり！

最近、再読ばかりしていた為に更新が出来ませんでした。
その期間、買いだめした本がかなりたまってきているので、これから一気読み期間に入ります。（たぶんね・・・。）
ただ、こうなると更新するのを後回しにして読み進めちゃうので、いざ更新作業に入ると細かい内容を忘れちゃってたりして、また読み直しなんて事もしばしばですが・・。

さて、私の場合、メチャメチャ本が読みたくなる期間と、全然読みたくない期間が交互に襲ってきます。
読みたくないと言っても、それは新しい作品に挑む気力がないだけで、漫画や再読はしています。
活字離れした生活は考えられないですね～。
たまに忙しくって一日活字に触れないでいると、なんだか「どよ～ん」とした気分になります。
テレビは見なくっても平気だけど、こればっかりは我慢できないです。

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この人の作品は初めて。（最近初めての作品が多い）
副題が≪教育実習生　西郷大介の事件日誌≫なんですが、この副題が全てを語っています。
教育実習に行ったら次々と自殺や殺人事件が起き、実習日誌に書く内容が事件記録みたいになっちゃいそうなお話（笑）。

以下ネタバレあります。

あたしの大好きな「石井まゆみ」さんの新刊です。
彼女の作品は本当に男の人がカッコイイ。
でも、それで好きって訳じゃないのよ。

実はデビュー作からほとんど持っているんです。
あと、2冊くらい足りない・・・。入手困難な状況です。


バリバリと働いている條辺早歩はきつねのお面をかぶった通称童子と呼ばれている、訳ありの少女を預かる事になります。
今巻は、3ヶ月の期限が過ぎて童子と離ればなれになった早歩の様子がメインです。

旧家の一人息子の陽介と結婚した美津子は、子供に恵まれないことで姑から嫌みを言われ、親戚からは自分の孫を養子にするようにと迫られていた。
あまりのしつこさに、思わず妊娠したと言ってしまった美津子は、産院から新生児を盗み出すが、看護師の辻村潤子に見破られてしまう。

子盗り
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以降内容に触れています。