まさに題名のとうり、社長令嬢が父の会社の倒産をきっかけに、これでもかって言うほどの苦労を背負い込むお話。
社長令嬢の希世美はある日突然父の会社の倒産を知る。父は愛人と逃亡、母は自殺、弟は危ない仕事に手を出しあげくに殺人犯。さらに妹が病気で手術をする事になり・・・・。
ここまでもの凄い悲劇に見舞われても、めげずに一人で立ち向かう希世美だった・・・。
感想を一言でいうなら、面白い。今作も一気読みでした。
赤川さんって女子大生(女子高生)とヤクザの組み合わせは多いし、ストーリーもそんなに目新しいモノじゃないのに、たとえお約束の展開でも期待を裏切らないおもしろさがあるの。
色々な作家や展開の複雑な作品も好きだけど、こういう作品も大好き。