白い巻き毛の大型犬、名犬フーバーの事件簿の第2弾です。
前作の「名犬フーバーの事件簿」を表紙↓に惹かれて(犬猫好き)思わず購入。割と面白かったので続編も購入してみました。
警察を定年退職した長源寺はテレビや映画のエキストラの仕事を楽しんでいた。
そんな彼の元に昔の部下や友達などから色々な相談事が持ち込まれ、愛犬のフーバーと共に解決に乗り出す。
今作も全て書き下ろしの全5作の短編集。お話としては「多田ヶ岳」「雪の足跡」が感動系。
「封印された鍵」「消えた植木」「時効」が推理系。
前作もそんなにフーバー出番は多くはなかったんだけど、それなりに見せ場があったのに、今作はフーバーの登場が少なかったのが少しだけ不満。
その分長源氏の見せ場が増えたせいで、ちょっと文章が説教くさいカンジがしてしまった。次作に期待。