NHKドラマ「七色のおばんざい」が始まりましたね。1週間分が終わったところで原作を再読したくなり、山積みの本の中から探し出しました。
原作はこちらです。
この作品内容はもちろんなんだけど、この「ふたたびの虹」と言う題名が気に入ってたんです。
しかし、NHK様は題名を「七色のおばんざい」と変更。これがちょびっと残念でしたね。
普段、大好きな作品の映像化って原作とは別物だ~って思って見ることにしているんですが、(そうでないとがっかりすることが多い・・・)今回は原作のイメージを崩されなくってすみそうな気がします。
まあ、ちょっと詰め込みすぎで原作より濃いめな気がしないでもないけど(笑)。
あの原作のほんわかした雰囲気を大事にして欲しいです。そう言う意味では相田さんのキャラがそれを助けている気がします。最初聞いたときはちょっと若い??と思ったけど、年齢的にピッタリなんですよね。
さてさて、「虹色のブローチ」の着地点が、原作とは違った着地点を見せそうな気がしますが、どうなるんでしょうね。しかもあの風間トオルさんの藤田という役柄は原作にはありませんから、彼が今後おかみと清水さんとの間にどんな風に割り込んでくれるのか楽しみです。
以下原作の話。
この作品っておっとりほのぼのした雰囲気なんだけど、実は推理や純愛の要素が含まれていますよね。
しかも、おかみの過去がどうしても興味を引いてしまう。
でも、読んでいて清水さんの気持ちと全く一緒で、無理に聞くんじゃなくて、おかみの口から語られるのを待ちたくなる。そう、自分もなんだか優しい気持ちになれるんですよ。
これを読むと柴田さんの作品が女性に人気が高いのわかりますよね~。女性にお勧めって言ったら後は「残響」も素敵な作品です。未読だったら是非読んでみて下さい。