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ほんだなのひとりごと

タロット日美子

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タロット日美子

前作の「日美子の公園探偵(パークアイ)」をこのシリーズでは久しぶりに手に取ったんですが、待望の赤ちゃんを授かって幸せいっぱいってカンジでした。

鎌倉NGO紫苑の家
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そしてこの「鎌倉NGO紫苑の家」では、その愛娘の真輝は10歳に成長し、自ら魔女修行の為2年間アメリカ留学。旦那様のさとるさんは神奈川に戻ったのもつかの間、今度は海外で滞在活動となってしまいました。
 身軽になった日美子は夢だったNGO施設「紫苑の家」をあの材木座の家があった場所に開園。夫からの理不尽な暴力から妻たちを救う為の活動を始めます。

この作品のラストに、とっても気になる事が起きて、その後が気になったので、文庫化を待てずに次作の「ラナンキュラスの微笑」を買ってしまいました・・・・。
ラナンキュラスの微笑
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こちらは紫苑の家の第2号施設を六甲山の麓に立ち上げ、そこでまた、事件が起こります。
前作で留学中だった真輝は12歳。大人顔負けの活躍をすることになります。

ここから先はネタバレあり。
タロット日美子シリーズと言えば、最初は彼女の占いのシーンが細かく描写され、ラブラブだった旦那様の捜査のお手伝いをする、と言うのがメインでした。
しかし、彼女の占いシーンは徐々に減り、神戸に移りさとるさんの大怪我や奇跡的な真輝の誕生を経て鎌倉に戻ってNGO活動に従事する彼女の占いシーンはほんのわずかとなっています。
しかも、「ラナンキュラスの微笑」では、主人公の座までも娘の真輝に脅かされそう(笑)なカンジでした。

しかし、両作とも暴力から逃げるためのシェルター的な空間で起こる事件の謎をテーマにしているので、密室モノに近い事件になりがちで、今後の作品もこういう展開ばかりだと苦しいですね。
実際、鎌倉編では女装の男の存在があったり、神戸編では身内が犯人で隠し階段云々があったりとかなり辛い展開じゃないかと。

ストーリーには関係ないけど、娘の真輝は12歳。いくらしっかりしていても義務教育期間だよね。学校は行かないんだろうか?
 そして、この親子の姿が聖子&SAYAKAの親子にだぶってしまった・・・。でも、あっちは仲悪いんだっけ(笑)。

そうそう、とっても気になる事が起きて・・・って件。
鎌倉編では、さとるさんの死亡の知らせで日美子が倒れる・・ってところで終わったんですよ。気になって早速次の日に次作を買っちゃいましたよ。

もう、旨いんだからぁ。
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