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ほんだなのひとりごと

「損料屋喜八郎始末控え」 山本一力

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「損料屋喜八郎始末控え」 山本一力

8月は10冊以上の本を読みましたが、積み上げた本の中からどれから書こうかな~と迷った時に、やっぱ一番最初はこれ!と思った作品。

損料屋喜八郎始末控え
4167670011山本 一力

おすすめ平均
stars変奏曲?されど傑出した筆力。
stars惚れました
stars江戸のバブル崩壊を描いた異色の快作
starsとてもシンプルな内容で、読みやすい時代小説です
stars第二の池波正太郎か?

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この人も初めて読むんですけど(お名前は存知上げてましたが)思ったとうりしっかりした文章をお書きになる人だな~と思いました。
 以前からかなり気にはなっていたのですが、江戸モノ(時代モノ)は宮部さん以外はあまり読まないので、本屋で手にとっては離しの繰り返し(笑)。

しかし、とあるブログで紹介してあったので、自分に一番合いそうな作品と言うことでこれを選びました。

損料屋と言うのは庶民相手に鍋釜などの暮らしの細々としたものを貸す仕事。いわゆる「レンタル屋」と言った所ですかね。

そんな損料屋を営む喜八郎は元同心。今は亡き米屋の先代主から頼まれ、二代目主を影から支える事を引き受けていた。

・・・江戸時代のマネーゲームか?ってカンジの頭脳戦が繰り広げられます。
連作短編になっているところも読みやすい一因ですね。次が気になってどんどん深みにハマってく。
気が付いたときにはすっかり一力さんの魅力に取憑かれてました。
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