大好きなホラー文庫の作品だったんだけど・・・。
「ベイビーメール」という題名のメールが携帯電話に届くと妊娠し、一ヶ月後には母体の腹を突き破り赤ん坊が勝手に飛び出してゆく?
・・・読み始めて思った事は「着信アリ」に似てる。っていうか・・・・(笑)。
しかも、ラストもどっかで読んだ事があるあの有名作品と同じ?(あっ、着信アリにも似てたっけ)
他の有名な感染モノ(で良いのかな?)に比べて迫力不足。たぶん、被害者本人のカウントダウンの場面がなかったせいかもしれないです。
やっぱり、いくら周りの人間が焦って奔走したとしても、本人は知らずにいたんじゃ緊迫感が違うし。
万一大切な人を守りたいって言う事ならもう少し掘り下げてもらわないと、人間関係の描写があっさりしすぎていて大切さが伝わってこないのよね。
なのでラストの部分も中途半端でスッキリしてない。ラストに向かって盛り上がってそしてホッとしたところで・・・って終わり方ホラーには多いけど、盛り上がりがイマイチだったせいか、いい加減な気がしてしまいました。
(偉そうな事ばかりでごめんなさい)