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ほんだなのひとりごと

「ミスティー・レイン」 柴田よしき

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「ミスティー・レイン」 柴田よしき

ミスティー・レイン
柴田 よしき〔著〕
2005.10  \780

不倫の末失業中の茉莉緒は、ロケ中の若手俳優の森野海と出会った。エキストラのバイトで海と再会した茉莉緒は海のマネージャをやらないかと誘われ、東京に移り住みマネージャー見習いとして仕事を始めた。
しかし、再会したときの撮影時の事件がきっかけとなり、海の周りでは不穏な事件が連続して発生する。

あらすじだけ追うとミステリーなんですが、どっちかというと挫折から立ち直り、自分の生き方を見つけ出す茉莉緒の生き方がメインだと思います。

柴田さんの書く女性って本当にいいですねぇ。
イヤでも彼女の弱い面を自分に重ねてしまいます。だから共感し応援して、最後に主人公の決断に少し涙して。
彼女が今も東京の片隅で頑張っていますようにって思わず祈っちゃいました(笑)。

「不安の種があり過ぎて、時々自信がなくなってしまう。」って言葉にやられてしまいました。
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