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ほんだなのひとりごと

「神はサイコロを振らない」と「推理小説」

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「神はサイコロを振らない」と「推理小説」

ドラマ原作本を続けて2つ読みました。
「神はサイコロを振らない」は原題通り、「推理小説」はドラマタイトル「アンフェア」として放送されています。

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まずは「神はサイコロを振らない」から。
このドラマは私は残念ながら見ていません。読んでいる最中に「見ればよかった~」と後悔しました。
しかし、ドラマのHPの内容を見て見るとかなり設定が違っていますね。

ドラマはさておきまずはあらすじ。
10年前に行方不明になった飛行機が、当時の乗客乗員68名を乗せたまま突如羽田空港に現われた。
とまどう彼らとその家族達だったが、彼らの出現を当時から予告していた人物がいた。そして彼は新たな予告をする。「彼らに残された時間は3日間だ、と・・・。

「推理小説」は途中までドラマを見ていて、後半は録画してあるけどまだ見ていません。
しかしたまたま先に見た部分がちょうど原作の部分でした。
そう、原作は誘拐事件のあたりまでなんです。

会社員・高校生・・・全く被害者のつながりが見つからない連続殺人事件。それを繋ぐ物は「アンフェアなのは、誰か」と書かれた本の栞のみだった。
「神はサイコロを振らない」
 読んでいて思い出したのは「黄泉がえり」なんです。あちらは戻ってきた家族達を受け入れる側の戸惑いみたいなモノがメインだった様な気がしますが、こちらは戻ってきた人達の戸惑いや、時間に限りがあることを知って何をするのかがメインとなっています。

 遺族側の代表者と航空会社側の担当者の2人がいい人過ぎて泣けて来ました。それ故にストーリー全体から受ける印象が暖かい。
ある日突然あなたの命はあと3日と言われれば、ヤケを起こして恨みを晴らそうとする人もいるし、回避する方法を探し出そうとする人、そして運命を受け入れ静かにその時を待つ人と色々です。
そしてその人達の望みを何とかかなえてあげようと奔走する人達もいます。
まさに誠心誠意というカンジで読んでいて悲しさも倍増しました。
中には眉をひそめたくなる人間もいましたが、きついお灸を据えられてスカッとしました。


「推理小説」
こちらは、ほぼドラマ通りの印象です。
ただ、ドラマ先に見ておいて良かったかもしれないとも思いました。
小説というより、ドラマのあらすじ紹介みたいな印象を受けました。なるほど、原作者はドラマ畑の人なのですね。だから、よくある「小説とドラマは別」だと思って見ないとダメって言う事が、この作品では感じなかった訳ですね。
面白かったか?と聞かれると、ドラマの方が・・(笑)と言ってしまいそう。だってドラマの方が迫力があるんだもん。(篠原涼子カッコイイし)

小説も続編があるのかな??
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